ミルク(人工乳)のお話
いくら母乳が赤ちゃんにとって一番いいとはいっても、出が悪い時や、いろいろな理由で与えられない場合もあります。
そんな時に強い味方になってくれるのが、育児用ミルク。
最近は研究が進み、母乳に近い成分になっています。
ミネラルやビタミンを強化したものなど、メーカーごと特長があります。
メリットいろいろ
働くママには、とっても便利!パパにも授乳ができます。
ポイント
- Point1
働く方にとって、母乳だけでの育児はけっこう大変なもの。
そんな時に、ミルクは便利なもの。またパパに授乳させることで、育児への参加意識を高めることができます。
ママにトラブルがあった時に、ナイスフォロー。 - Point2
乳腺炎、乳頭裂傷などのトラブルや、ふいの病気など、 母乳を与えられなくなることはよくあるもの。
そんな時には、あまりこだわらず、気軽にミルクを活用しましょう。
赤ちゃんにトラブルがあった時にも、ナイスフォロー。 - Point3
未熟児の赤ちゃんは吸う力が弱く、母乳をうまく与えられないことがあります。
こんな時にもミルクが活躍してくれます。
母乳に唯一少ない成分といわれている「ビタミンK」を補えます。 - Point4
母乳だけの栄養では、血液の凝固に関係する「ビタミンK」が不足しがち。
育児用ミルクの中には、この他にも、いろんなビタミンやミネラルがバランス良く含まれています。
飲んだ量がはっきりわかる。 - Point5
ミルクならどれだけ飲んだかが一目で分かります。飲んだ量をチェックして、健康管理に役立ることも。
でも飲み過ぎ・飲ませすぎには注意してね。
知っておきたいこと
どれだけ飲んだか一目で分かるため、つい他の赤ちゃんと量を比べてしまいがち。
でも飲み方には個人差があるので、あまり気にしないようにしましょう。
また「母乳じゃないと母親としての自覚が足りなくなる」などということはありません。
気を楽にして赤ちゃんとのスキンシップを楽しみましょう。